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スキーシーズン終了

今シーズンはとうとう一回もスキーに行かないまま、自分の中のスキーシーズンが終ってしまいました~。
(まぁ月山あたりは雪が深過ぎるため、これからがようやくシーズン開幕で、7月でも夏スキーが出来ますから、その気があれば滑れない事もありませんけども...)
考えてみるとスキーを始めてから、もうかれこれ20年くらいが経ってしまいました。

始めた頃は、とにかく滑りに行きたくて行きたくて、雨の降る中、積雪が30~40センチでも出掛けていき、午前中は残っていた雪が、午後にはすっかりなくなり、草スキー場になってしまったゲレンデを、板を担いで降りてきた事も何度かあったほど、スキーにハマっていました。

しかし今では熱が冷めたというか、贅沢になったというか、根雪に新しい雪が乗った状態で最低80センチ程度は欲しいですし、天候などのコンディションも良くなければ出掛けなくなってしまいました。

昔のようにお昼を30分程度で済ませ、後はリフト終了までほとんど滑りっぱなしで、宿では晩メシを一気にかきこんだら、速攻でナイターに出撃!なんて荒業は、とてもじゃないけど全く考えられなくなりました。(絶対に脚がもたない!)

今では朝一番でコンディションの一番良い時にカッ飛ばしのクルージングを楽しみ、9時頃には朝のティータイムを1時間ほど過ごしてから、そろそろとユルくなったコブ斜面に行き、混雑するお昼は11頃に早めに済ませ、ゲレ食の混雑が過ぎた午後2時頃にオヤツタイムで1時間ほどまったりと過ごした後、頂上まで上がって景色を楽しみながらゆったりと滑り降りて、3時過ぎにはトットと宿に戻り、一っ風呂浴びてビールをプシ!という、なんともまったりとしたスキーライフが定着してしまいました。
特に八方尾根や雫石、富良野のロングコースを頂上から朝一でカッ飛ばせれば、もうそれだけで宿に帰ってもイイヤ!なんて思うようになっている自分の変わり様に、ちょっとビックリしたり...。

ところで長いこと(たぶん他人様から見たら)スキーをしていて思うのですが、トライアルライダーというのは、やはりデコボコのコブ斜面や急斜面といった、地形変化の激しいトコロが基本的に大好きなようで、また思いっきり負けずギライな人種が多いようです。

私とGUU子は、これまでに色んなバイク友達をスキーに連れて行きました。
その中でも、トライアルライダーのバランス感覚と、滑りやズレに対する感覚はやはりダントツで、操作方法はメチャクチャというかまるでデタラメなクセに、エッジの使い方やズレを調整する能力だけはアッという間に身につけて、というか、まるで身についていたかのようにこなしてしまいます。

しかし、本来のスキー操作ができるワケではありませんから、難しい斜面にいくと、驚くほどのバランス力がかえって災いし、ギリギリまで堪えた結果、とんでもなくハジケタ転倒をしてくれるので、こちらとしてはそれがまた楽しめたりするんですよねぇ。

スキーに同行するトライアルライダーはやはり男性ばかりで、トライアルではGUU子に教える立場でしたから、どうやらGUU子にだけはスキーでも負けたくないらしく、色々と張り合おうとするのですが、それがまた面白い結果を招くので、これがまた実に愉快なシーンを提供してくれます。

とりあえずGUU子は、15年も昔に一応スキー1級を取ってますし、現在でも八方尾根のウサギ平というかなり長いコブ斜面を、連続して10本は続けて滑れるレベルです。40度前後の急斜面でも平気ですし、ロングコースではキレの良いカービングターンで、ゴーグル無しではとても目を開けていられないスピードで飛ばしますから、トライアルで言えば、ビギナーが、国際B級か国内A級の上位クラスにいきなり挑むようなものかもしれません。

でも見た目じゃ判んないんですよね。
だからどうしても同じスピード、同じライン、同じタイミングを張り合ってしまい、気がつくと無茶してスキー板が宙を飛んでる、なんてシーンになるんでしょう。
それでも果敢に難易度の高い斜面を攻めたり、速度に挑戦するのは、トライアルライダーの性みたいなモンなんでしょうか?。
コブ斜面でヒィヒィ言いながら結構喜んでるように見えるトコなんか、自虐的でなんか怪しい感じもするんですけど...。

でもなんだかんだ言っても、トライアルライダーの適応力はかなり高いものがあって、一日も滑ると、あらかたの急斜面やコブ斜面を降りれる(落ちる?)ようになってしまうのは、ちょっと驚異的なものがあります。
でも、トライアルライダーはどうやら人一倍意固地な部分も強いようで、あんまり人のアドバイスは聞かず、自分の論理で滑ろうとする傾向も強いようです。
(他人事ではなく、なんか自分もそうだったような気が...。)
スキーもトライアルも、ある程度までは一気に上手になりますが、自分だけで考えてもナカナカ壁を越えられなくなる時があったりします。
そんな時は、やはり的を射たアドバイスがあるとガラッと変わったりする事があるので、あまり意固地にならず、色々アドバイスを聞くだけ聞いてみるのも一考です。
でもアドバイスを取り入れるかどうかはまた別問題です。
私も聞くだけ聞いて、色々考えた結果、納得できないものについては、どれほど上手な選手でも、どれほどエライ人でも、遠慮なくアッサリ切り捨ててきましたし、一部分だけ取り入れたり、自分向けにアレンジした事もあります。
でも、ともかく一人でモンモンと悩んでいるより効率が良いので、「人を利用する」つもりで聞くだけ聞いて、一応考察を加えてみる、というのは絶対オススメだと思います。

ことスキーに関しては、私とGUU子は、先輩やスキースクール、ビデオや書籍などで色々教わってきましたが、ダイレクトに役立ったものはほとんどありませんでした。
でもそれらに考察を加える過程で、自分達なりの答えを出してきたように思います。
つまり、考えるキッカケとしてはそれらも結構役に立ってきたという事です。
スキーもトライアルも、頭を使って考える事で、思った以上に効率的に上手くなれる部分が多々あるようです。

姑息といえば姑息ですが、頭を使ってできるだけ無駄のない、枯れたスキーと枯れたトライアルで、これから年をとっても、末長~く楽しみたいとMUU&GUUは思っています。

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日記」カテゴリの記事

コメント

ふむふむ、興味深いアーティクルでし。
トライアルのテクニックって、身体に染み込ませて覚えられないと
身についたとは言えないですよね。
せき髄反射じゃないと時間的に対応が間に合わないから。
で、結局自分の身体に合ったテクニックじゃないと身につかないというか、
試して合わなければ無視するし、1回でも上手く行けば、
反復練習して身につける。
トップライダーでも、いろいろなカラーが有るというのは、
自分にあった青山への道が有ると言う事か?
トライアルはまだまだ発展途上なので、いろいろなアプローチが
あっていい。
これからもどんどん新しいテクニックが出て来るんだろうなあ。
((o(^-^)o))ワクワク

投稿: 練習菌 | 2008年3月11日 (火) 23時24分

小亀さんも毒吐いてます〜
見に行ってみてくだせえ。
http://blog.dropin.jp/

投稿: 練習菌 | 2008年3月12日 (水) 17時09分

>せき髄反射じゃないと時間的に対応が間に合わないから。
>で、結局自分の身体に合ったテクニックじゃないと身につかないというか、試して合わなければ無視するし、1回でも上手く行けば、反復練習して身につける。

全くおっしゃる通りだと思います。
トライアルにせよスキーにせよ、その場で考えていては絶対に間に合わない。
ただ練習する前提として、その為の論理が間違っているというか、自分の感性に合っていないと、練習そのものが甚だしく非効率になるんですよね。
行けさえすれば、表面的な走り方、滑り方は色々あっていいと思います。
藤波みたいに一見メチャクチャに見えても、感動を与えてくれる選手はトライアルにせよスキーにせよ一杯いますから。
昔、加藤文博さんが新しいトライアルテクニックを著書の中で想像して書いていらっしゃいましたが、それらは今、実際に現実のモノになっています。
これからも、ドンドン新しいテクニックが出てくるんじゃないかと、私も期待しています。

投稿: MUU | 2008年3月13日 (木) 10時10分

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