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Uコン飛行機に弄ばれる(寄り道編その1)

今回も、鬱陶しい特定アジアネタや政治ネタは放っといて、模型飛行機絡みのネタで行こうと思いますが、前回までの燃料タンクのお話からは外れて、チョット寄り道してみようと思います。

昔々、私が模型飛行機に熱中していた頃に教わった常道というかセオリーといわれるモノの中に、リンケージ(接続工作)は主翼や胴体、ホーンやクランクに対して直角、水平、平行にしろ!なんてのがありました。

リンケージっていうのはこんな風に舵を接続する工作の事です。

Photo

んでその際、「注意しろ!」と言われていたポイントは、まぁ大雑把に言えばこんな感じです。

Photo_2

Uコン飛行機の設計図なんかにも、大体こんな感じで描かれてます。
昔々、Uコン全盛時代のメインユーザーだった私のような小学生や中学生レベルの初心者などはコレを疑うハズもありませんから、至極当然のようにこのような接続のパターンを、絶対的に正しいモノとしてアタマから信じ込んでいました。

でもコレをアタマから信じたまま、大人になっても全く疑わないヒトって、まぁ大きく道を踏み外す事もないんですけど正解にもたどりつかない、といいますか、ハッキリ言えば間違いを信じたママだったりするワケです。
コレってなんだか、ユニフロー型タンクの機能を自分では「理解している(つ・も・り)」になってるヒトにも少し似ているようで、模型好きにはこういったリンケージ伝説を盲信しているヒトって結構いるのかもかなぁ?なんて思ったりする事があります。

そこで今回は、いわゆる「正しいと言われているリンケージ(舵の接続)」を行った場合、舵角が実際どうなるのかを、あるサンプルを使って具体的に計算してみましたので紹介してみたいと思います。

※「いわゆる昔の正しいリンケージ伝説」では、均等な

舵角など絶対に得られない、という証明

Photo_3

これは、ベルクランクというクランク装置が左右各45°ずつ動く時、それに接続されたフラップホーンというクランク装置が一体何度くらい動くのか?そしてそのストローク量は一体どのくらいになるのか?という事を、ちょっと極端なサンプルではありますが一つの例をとり、その数値を実測ではなくて机上にて算出したものです。
使用したのは、昔の高校生にはおなじみの三角関数と2円の交点です。

これを見れば、それぞれのリンク機構をどれだけ正確に直角,水平,平行にしても、受け側の動きに偏りが出る事は一目瞭然です。

だって当然ですよね。
何しろリンケージロッド(接続棒)は接続したニュートラルの段階からいきなり斜めってますし、それが回転して動く事によってもベルクランクとホーンが斜めの関係になっていくワケですから。

だからもしも、模型飛行機の舵角をニュートラルを中心として均等にする、という目的で、接続ロッドを胴体と平行にしろ、だとか直角にしろ、だとかいった事を大真面目に信じ込み、大上段から教えている人がいるとすれば「それはちょっと困った事だなぁ~」なんて思ったりするワケです。

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