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「はやぶさ」お帰り有難う、そしてサヨナラ

小惑星探査機「はやぶさ」が、数多くのトラブルを様々な知恵と努力で乗り越えて、満身創痍となりながら、7年もの歳月をかけて小惑星「イトカワ」への着陸を成功させ、文字通り奇跡とも言える地球への帰還に成功しました。

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4基あるイオンエンジンの一基が発射直後からいきなり運用できなくなった事に始まり、3軸を制御するリアクションホイールにも故障が続き、唯一生き残ったZ軸とスラスタ噴射の組み合わせによる不安定さから最初の着陸では横倒しになったり、そこから一旦離陸して再度着陸をやり直したり、その衝撃によると思われる燃料漏れや充電回路の故障、バッテリーの劣化、12基の科学噴射器は全損、イオンエンジンも最後は生き残った回路同士を継ぎ接ぎして運用する有り様等々、「はやぶさ」が地球に帰ってこれたのはもう奇跡といってもいいほどです。

度重なるピンチと、瀕死の重傷を負いながらも奇跡的に地球へと生還したその姿から、「はやぶさ」は「不死鳥」とさえ呼ばれています。

「はやぶさ」は様々なトラブルに対して異常(悪魔的?)とも思える高度な予測設計がなされ、それを実現するための対処機能が施されましたが、実際にそれらを作り上げたのは日本の町工場等を含めた精密製造技術でした。
そして管制室のスタッフも想像しなかった異常事態に直面し、栄養剤の空きビンを大量に積み上げてフラフラしながらも諦めずに地球へと導き続け、遂に世界的な快挙を成し遂げました。
まさに現代の「奇跡」としか言いようがありません。

小惑星の探査は、後継機である「はやぶさ2」に引き継がれる予定でしたが、民主党が政権与党となり、大好評の事業仕訳によって、予定されていた「はやぶさ2」の関連予算が当初の約17億円から約3000万円までに大幅削減されてしまいました。
それにより、後継機である「はやぶさ2」は機体の製造に着手する事さえできなくなったとの事です。

今回いくつものギネス記録を塗り替えて世界的な偉業を成し遂げながらも、大宇宙を舞台とした「はやぶさ」の次期予算は、「蓮舫行政刷新大臣」の事業仕訳によって、宇宙探査機開発レベルから、外国製高級スポーツカーの購入レベルまで、大幅な規模縮小,予算削減がなされました。

私は蓮舫大臣に言いたい。
事業仕訳も結構ですが、あなたのやっている事は、ダイエットをするからといって贅肉を落とす前に、まるで脳ミソから先に削るような、まさに愚かな行為だと思います。

しかもその一方で、蓮舫大臣と共同歩調をとる現政府の「国家戦略室」では、実に豪華で特殊な形状のタッタ82組の机と椅子という、たかが事務机ごときに、ナント約1360万円もの大金を費やして新規購入するのだそうです。

Photo

何が事業仕訳ですか?。
ドコが無駄削減ですか?。
民主党は間違っているのではないですか?。

私の感覚からすれば、どう考えても現政府や与党民主党のやっている事は本末転倒に思えて仕方ありません。
そういえば民主党の「鳩山ぼっちゃん前総理」が、宇宙飛行士の山崎直子さんの表敬を受けたとき、「日本は(有人宇宙船の開発を)やらないの?」と、まるで他人事のようなあきれた発言をして、「民主党が宇宙開発予算を激減させておいて、一体どの口がそんな事を言う?」と周囲を凍りつかせたのは、ついこの前の事でしたっけ。

ともあれ、一応は菅総理や蓮舫大臣も「はやぶさ」の大偉業には手放しで喜んでいるようです。
蓮舫氏などは、何ともイヤラシイほどに現金な態度の豹変ぶりではありませんか。
やはりあのオンナは、タダのバカ芸人に過ぎなかったと、最近確信するようになりました。

「はやぶさ」の大成功によって宇宙開発予算が増額される?かもしれないとすれば、それはそれでまぁ良い結果とは言えるのですが、しかし何事につけ、民主党のように超近視眼的な政治家達が国家の舵取りをしていると思うと、私は恐ろしくて仕方がありません。

もし民主党が「”はやぶさ”が成功したから予算を増やす」というのであれば、それはまさに「成功したらカネを出す」という目先の成果主義に過ぎず、肝心の目的だとか、そこに至る過程,努力は全く眼中に無いワケで、そこには成長戦略のカケラも見えてきません。
国家の成長を考える「政府」であればこそ、目先の損得にはある程度目を瞑ってでも、宇宙開発のように民間では困難な事業に対して、「国家全体の発展に導くよう生き金を使う」のが真にあるべき政府の姿だと私は思います。

正直言って私は、蓮舫氏が大嫌いです。
彼女は、目先の名誉慾や自己顕示欲だけで発言しているようにしか見えないのです。
未来を捨ててスーパーコンピューターの開発予算を削減した事しかり、中でも最も腹立たしいのは「猪口元大臣」に対し、人として極めて失礼で、まるで罵るような発言をした事です。
極めて軽率で情緒的、将来性を無視した思考や発言をするオンナであり、私は彼女をひどく軽蔑しています。

あ、いけない!。
ハナシが思いっきり逸れてしまったようです。

はやぶさ」は、試料を入れたカプセルを地球に向けて放出した後、真反対にあるカメラを地球に向けるよう指示されました。
姿勢制御装置はほとんど壊れて本来なら身動きさえままならず、大気圏突入によって表面温度は高熱になり、その目や耳も焼かれて自分自身が消え去ろうというその最中に、撮影やデータ送信などとても困難なハズなのに、それでも故郷である「地球」に向けてカラダを回転させ、最後の最後に「地球」の映像データを管制室へと送ってきました。


(はやぶさが最後に見た地球の姿)
※下部のグレー部分はデータ送信が途絶し、「はやぶさ」がまさに絶命した瞬間だそうです

Photo_2

その最後の映像データに接した関係者でさえ、「信じられない」と言っていたそうです。
その直後、試料を納めたカプセルのスグ真後ろを見守るように追いかけていた「はやぶさ」もきっと安堵したのでしょうか、やがて尾を引く光となって静かに空へと消えていきました。

今回「はやぶさ」が私達に残してくれた夢や希望、可能性等は、本当に計り知れないモノがあったと思います。
人類史上初の大偉業を成し遂げた「はやぶさ」と、それにかけた沢山の人々の努力や想いを、浅はかな民主党政府の、利己的な目先の政策で踏みにじるような事は断じて許せません。

ボロボロになりながら奇跡的に帰ってきた「はやぶさ」のためにも、政府にはなんとか未来に繋いで欲しいと願います。
輝きながら静かに夜空へと消えていった「はやぶさ」に、心からのお疲れ様とサヨナラを言いながら、心からそう祈りたいと思います。

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コメント

ハヤブサは日本の技術のピークでしたねえ。
これからはまともな物が作れなくなりますよ。
設計技術のある老練な技術者は定年で居なくなり、
製作技術を持つ中小工場はどんどん潰れてなくなり、
新しく社会に出て来るのは、「ゆとり世代」のボンクラばっかりです。
もう技術の継承というのができないのです。Ω\ζ゜)チーン

投稿: 練習菌 | 2010年6月17日 (木) 11時46分

菌さん、オヒサコです~。
(^-^*)/コンチャ!

>ハヤブサは日本の技術のピークでしたねえ。
>これからはまともな物が作れなくなりますよ。
>設計技術のある老練な技術者は定年で居なくなり、
>製作技術を持つ中小工場はどんどん潰れてなくなり、...

まぁ、それでも卓越した技術や知識を持つ者は今後もポツポツ現れるんでしょうけど、今みたいにその辺の町工場にもゴロゴロいるような社会は間違いなく遠くなるんでしょうねぇ。

>新しく社会に出て来るのは、「ゆとり世代」のボンクラばっかりです。
>もう技術の継承というのができないのです。Ω\ζ゜)チーン

「ゆとり教育」という負の遺産を残したのは自民党の日教組崩れ共でしたが、早くからその間違いに気づいて修正してくれたのが、安倍元首相だったんですよね。
それを今度は、日教組の親玉だった民主党の輿石が、またぞろゾンビのように復活させる気満々で画策してます。
民主党のボンクラ議員共は、一体どこまで日本を墜落させる気なんでしょうか、まったく。

投稿: MUU | 2010年6月18日 (金) 05時12分

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