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殴られ罵倒されて強くなれるなら、選手は練習せずに殴り合いでもしてろ

今回も、最近報じられている”いわゆる体罰”という名の暴力、暴言についてです

既に全国的に有名になった、”桜ノ宮高校”で自殺したバスケ部キャプテンの原因となったバスケ部顧問による暴力,暴言問題もですし、全日本柔道連盟の園田前監督の暴力,暴言問題についてもそうですが、その他にも各地で今ようやく知られ始めた、スポーツ指導に名を借りた暴力や暴言が続々と明らかとなっているようです

そんな中、「J-CASTニュース」によると、桜ノ宮高校生からツイッターにて次のような暴言があったようです

*

20130109k0000m040099000p1

**==<引用開始:J-CASTニュース>==========**
◆2013年1月23日(水)13時15分配信のJ-CASTニュース

「『ええ加減にせぇ はしもと(橋本大阪市長の事)、殺すぞ』『部落民がいきんな』 桜宮高校生徒がツイッターで暴言」というタイトルの記事を配信していて、思わず目が留まった。記事の冒頭は以下のように書かれている。

同校の生徒と見られる人物が、ツイッターで橋下徹大阪市長に対し「ええ加減にせぇ」「部落民がいきんな」などと投稿していたことが明らかになったのだ。さらにこの人物を含む複数の生徒がツイッターで飲酒や喫煙を告白していたことも分かった。

**==<引用終了:J-CASTニュース>==========**

もしもこの報道が真実であり、書き込みをした人物が本当に”桜の宮高校の生徒”なら、まだ高校生なのに、既に暴力に対して完全にマヒしています
自分がおかれた暴力環境(言葉の暴力も含めて)に洗脳されてしまって、まるでヤクザと同類になっているという事です
それとも、もしかして、自分が殴られる事によるマゾヒズムのエクスタシーにでも浸っているのでしょうか?

この投稿者が、桜の宮の生徒だとは思いたくない、というかそうであっては欲しくない、と強く願います

多分こういう考え方をする人達は、恐らく自分達が「洗脳」されている事にさえ気付いてないんだろうと思います
まぁ、「洗脳」とは徐々に飼い慣らされていくワケであり、本人もそれに気付いてないからこそ「洗脳」と言えるのですけどね

理性的に考えてみればスグにわかるハズです
例えばスポーツで何かを失敗をした選手を張り倒せばその選手が強くなるというのなら、柔道もバスケもサッカーも、その他etc,全ての競技において、今すぐ練習なんかヤメて選手を並べ、監督やコーチが総出で一日中張り倒しまくるか、もしくは選手全員で殴り合いでもさせればその種目は強くなれるワケですから(笑)

例えば何かを失敗した選手に向かって、「死ね!」とか、「ブタ!」とか、「ヘタクソ!」だのと罵声や怒声を浴びせればそのスポーツが強くなるというのなら、競技種目の練習なんかしないで、一日中全員を並べて監督が罵りまくるか、選手同士で罵り合いさせたらドンドン強くなるワケですから(爆笑)

何かを上達させる場合、暴力や罵声で向上できるのなら、これほどカンタンで便利な事はありませんからね
この暴力監督や暴力コーチのやりかたであれば、苦しい練習などは一切せずに、殴り合いや罵りあいをするだけで上達できるのですから実にラクなモンです(苦笑)

冷静に考えるまでもなく、これは実にふざけたハナシだし、論理性のカケラもありません

こういうスポーツの指導者を含めて、あらゆる指導の場において、罵声や怒声、暴力を擁護する人達は少なくありません
そういう人達がしばしば口にする言葉には、まぁご存知と思いますが、やれ「愛のムチだ!」とか「気合いを注入できる!」などがあるんですよね
そしてそれに同意する方もかなり多いようです
でもね、それってもうヘソで茶が沸きますし、鼻で笑うしかありません(苦笑)

ならばそういう方々に是非とも詳しく教えて欲しい、というか非常にお尋ねしたい事があります
その暴力や、怒声,罵声による「愛のムチ」とか「気合いの注入」とやらの効果を、具体的に数値化し、効率や因果律を含めてデータによってグラフ化し、明確に証明して見せて下さい、とね(苦笑)
出来るワケありませんよね、考えるまでもありません(笑)
そんな事は絶対に不可能だし、論理性のカケラもないのですから(爆笑)

こんな事をすれば、練習や試合でヘトヘト,クタクタになり、それでも必死にしがみつこうとする選手の残りわずかな気力さえ、カンタンに吹き飛ばしてしまいかねません
暴力指導者は、こんな単純な事さえ理解できていないんですよね
ただでさえ折れそうで細くなっている選手の気持ちに対して、「更に折れろ!」とばかりにストレスをかけ、折れてしまっている選手の心の傷には塩を塗り込んでいるのと同じ事です

こんな指導者などはもう下の下です、最低中の最低であり、選手や生徒にとっては手かせ足かせ以外に何モノでもありません

目標に届かない選手に手を上げる事を「愛のムチだ!」という方に是非お聞きします

選手を張り倒して罵ると、一体何センチ遠くへ飛べるようになるんでしょうか?
選手を張り倒して罵ると、一体何秒くらい反応速度が上がるんでしょうか?
選手を張り倒して罵ると、一体何キロ余計に持ち上がるようになるんでしょうか?

例えば”死ね!”と罵倒すれば何秒早く走れる事が証明された、とか、”ブタ!”と罵ったら何センチ高く飛べるようになる事が証明された、とか...
例えば、右の頬を平手で張り倒したら何キロ余計に持ちあがる事が証明された、とか、頭をゲンコツで殴ったら3回転ジャンプしかできなかった選手が4回転ジャンプできるようになった...とかね(苦笑)

選手を張り倒した時の効果や罵倒した時の効果について、具体的な数値をもって是非ともデータで証明して欲しいモンです(笑)

そんな事でスポーツ競技が上手くなるのなら、それこそ全員で殴り合いや罵り合いでもすれば、みんなカンタンに世界チャンピオンだらけになれるワケで、これほど楽チンな事はありませんからね(爆笑)
もうね、バッカじゃないのっ!て感じです

あらゆる指導者に最も重要な事は、「なんでこんな事も出来ないんだ!」なんぞと罵ったり張り倒したりする事ではありません
「なぜ彼(彼女)はコレが出来ないんだろう?」といった、その根本的な原因を冷静に分析して突き止め、「こういう練習をしたらその欠点を克服できる!」という事を模索し、効果的な練習メニューを組み立てる事です
つらい練習やギリギリの試合に失敗してヘコタレテいる選手には、手を差し伸べて引っ張り上げてやる事であり、決して殴ったり暴言を浴びせる事ではありません

暴力や罵声を浴びせる監督やコーチは、自らの指導力の無さや無能ぶり、己のバカっぷりをさらけ出しているのと同じ事です

そんな暴力的指導者にアドバイスをして差し上げます
選手や生徒が最も頑張る気持ちやヤル気を起こさせる効果的な方法は、折れそうになっている、あるいは折れてしまった気持ちを戻してやり、ヤル気を起こさせてくれる指導者の行動や言葉です
それと、「ここまで出来るようになった!」といった達成感や満足感を感じさせる事です
それが何よりも次の課題に向かう気力になるのですから
決して足蹴にされたり、ツバを吐かれる事ではありません、折れかかったり、折れてしまった気持ちには、何よりも先ず手を差し伸べてやる事です

逆に、選手や生徒が最も「つらい」と感じたりやる気を失くす原因が何か教えてあげましょう
まぁ確かに、指導者による暴力(体罰や暴言)も多少はあるでしょう、傷に塩を塗るのと同じですからね
しかし、そんなことより最もツライのは、自分(選手や生徒)がやりたい事を取り上げられる事です
「自分なんて必要ない人間なんだ!」と感じてしまう、その言いようもない孤独感と疎外感です
自分の練習環境や立ち位置を奪われ、疎外されて孤立し、自分の進む道を閉ざされていると感じてしまう事です
練習や試合から除外し続ければ、選手のやる気や気力はカンタンに無くす事ができます
そこへ暴力や暴言でも浴びせれば、その選手や生徒の疎外感に拍車をかけてしまいますから、カンタンに選手が止めてしまう事はもう請け合いです

そんな単純な事さえも理解できない、そして知らない監督やコーチ、あるいはエセ教師のなんと多い事か...(溜息)

スポーツに限らず全ての指導者についてですが、最大の問題は自分の指導力の欠如や、指導力の未熟さにあるにも関わらず、それをチカラによる暴力や、言葉の暴力によって選手や生徒に「ヤツ当り」するような恥ずかしいマネをしているワケです
そういう事こそまさに恥であると知るべきです
そんな事を”是”とするような教師や監督、コーチなどは、今すぐに自分の無能さを恥じて尻尾を巻き、指導の場から去るべきです

あらゆる指導者は、暴力や怒声,罵声による指導を猛反省し、今すぐに、論理的,合理的な指導力のアップに努力するべきだと強く感じます

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コメント

まあ、大体の日本のスポーツ教育ってのは、スポ魂的と云うのか、精神注入棒頼みと云うのか、アナクロな印象を私は受けてます。
根性が有れば勝てるみたいな価値観だから、暴力に訴えるのでしょう。
全然科学的ではない。
でもね、スポーツで身を立てたいと考える生徒の方も、結局同じような価値観だから、橋下市長に噛み付く訳ですよ。
嫌なら入学しなければいいし、途中で嫌になったら退学すればいい。そうしないのは、自分たちも居心地が良いと云う事なんでしょうね。
実態はとんでもない国なのに、朝鮮籍をすてないようなものかも。そういうのを我々がとやかくいうのもなんだかなあ?
それにね、痛い目に会わなきゃ判らん人間も居るのは確か。韓国人がすぐに暴力を振るう理由はそこなんじゃないかと思う。言われたぐらいじゃ判らんのですよ、ああいう人達は。
まあ、暴力で成績が上げられないと判ったら、彼らも考えなおさざるを得ないでしょうね。成績だけは数値化できますからねえ。

投稿: 練習菌 | 2013年2月28日 (木) 13時56分

菌さん、かな~りご無沙汰してどうもスンマソン
m(_ _;)m ペコリ!!
一応生きてましたよ~
でも猛烈な高血圧でメーター振りきったり、小~さな視野の欠損が出来たりで、少々?難儀してます(苦笑)
菌さんも、お体にはくれぐれもお気をつけ下さいまし

さて、本題の方です
もうねこのニュース、菌さんの言う通り、実にアナクロというか古臭い根性論というか、時代遅れも甚だしいですよ
この話を聞いた時、「暴力や暴言なんか使ってて、お前ら本気で上達する気あんのかよ?」って思いました
私から見れば、サドマゾの世界にある自己陶酔と自己満足にしかみえません(苦笑)
「暴力がベストだ!」といって殴る方や、また殴られる方も、上達する気なんざサラサラないんですよね
そんな事してるヒマがあるんなら、さっさと弱点を研究し、それを克服する研究と効果的な段階練習をしろよ!と小一時間(笑)
私やGUU子、そして菌さんのやってるトライアル競技も、私とGUU子がやってるスキー競技もそうですが、冷静で多角的な分析と研究、そして欠点克服の練習無しには、上達など絶対にありえませんからね

もしも殴られる事で”ダニエル”テクが、トニーボウやアダムラガみたいになれるんなら、私も気を失うまで殴ってもらうんですけどね(大爆笑)

投稿: MUU | 2013年3月 1日 (金) 15時14分

10月25、26と生名島でJITTAのトライアル教室が有るらしい。詳しくはモトワークスまで〜
わたしゃ、土曜の宴会だけ行くど〜

投稿: 練習菌 | 2014年10月17日 (金) 15時25分

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